大阪大学の大学院試験に合格しました
🌸大阪大学機械工学専攻の大学院試験に合格しました🌸
合格発表自体は、先日のことになりますがこの度、無事大阪大学の機械工学科の大学院試験に合格いたしました.
とまあ、そんなこともありまして今回は大学院試験について話していこうと思います.
(機械工学専攻に寄った話になります)
まず、大体の阪大の大学院試験の流れから説明していきたいと思います.
大学院試験(機械工学専攻)の流れ
- 筆記試験
- 口頭試問(面接試験)
1.筆記試験について
機械工学専攻の筆記試験は2日程でした.
一日目は 力学、専門科目(材料、熱、流体、制御、機械)を受験し、それぞれ1時間半と3時間の試験でした.
テストを受けた後に思いましたが、専門科目の3時間なんてあっという間に過ぎましたね. 大問6つに対して、3時間なので一問当たり30分というところですので、結構時間がない。
力学(大問3つ)については主に大学1年の力学で学んだ範囲から問題が出題されます(そこそこに力学を勉強して、専門科目を集中的にしている人が多かった印象です)
2日目は数学の試験で 2時間の試験になります
2022年度の試験は例年出ていた確率統計の出題が無くなり、偏微分方程式が出題されました(ベルヌイ数についての出題でこれまた初見だと難しい)
最近5年ほどの傾向で、確実に線形代数学が出題されているので、そこは必ずやっておく必要があるかと思います.
2.口頭試問(面接試験)について
機械工学科の口頭試問は、筆記試験の合格者にのみ実施されます.
口頭試問による合否の決定は実質無いと思っていただいてよいと思います.
(過去に1人例外で落ちた先輩がいると聞いたことはありますが)
お昼に集合し、筆記試験の合格者が紙のプリントにて公開されます(このご時世にデジタルじゃないのはどうしてだろうか....) そこで、自分の番号があれば約1時間後に口頭試問が開始されます.
口頭試問は阪大の内部生、外部生関係なく、試験室に呼ばれていきます。
諮問の部屋は、固体力学、熱流体、知能制御など、専門とする分野ごとに異なる試験室に呼ばれます。
友達の話によると、専門分野ごとに質問が異なる場合があるみたいで、テストの出来について聞かれたり、ほかの大学を受験したかどうか、どんなことを研究したいか など、まちまちでした.
筆者のように、学部4年時の研究室を受験した場合は、基本的にテストの出来についてしか聞かれなかったので、2,3分で終わりました.
試験時の服装についてですが、基本的に全員しっかりスーツ、ネクタイ、靴をそろえていました。みんな、しっかり、ばっちりという感じでした。
面接が終われば各自解散という感じでした、やっと院試勉強から解放された学生は、友達と会話していたり、試験について話していたりと穏やかな雰囲気でした.
さて、今回は大阪大学大学院の試験の流れについて話しました。院試は3か月前からで十分だ、という話をよく聞きますが、学部4年時の研究室の忙しさや、それまでの勉強量にもよります。人それぞれで必要な勉強量、科目も異なりますの、油断せずにできるだけ早めの対策をすることを心がけましょう.
また、具体的な勉強法については、いずれ書いていこうと思います